【第6回 One Panasonic x Fukuoka 開催報告!】

2016/06/30

こんにちは。One Panasonic x Fukuoka事務局です。

7月23日(土)13時~18時、福岡県福岡市内のファブ施設、ヨカラボ天神さんにて、第6回 One Panasonic x Fukuokaを開催しました。

福岡地区初の試みである、①社外ゲストスピーカーによる②土曜開催の③社内外交流会でしたが、当日は約50名の方にご参加頂き、盛況のうちに会を終えることができました。

今回は、第一部にゲストスピーチ、第二部に交流会、という、2本立てで実施。One Panasonic発起人の濱松も東京より参加し、夏の暑さに負けない熱い志を冒頭再確認してのスタートとなりました!各部の詳細を以下に記載しますのでご覧ください!

<第一部>
ゲストスピーカーとして3名もの社外講師の方々にご講演いただきました。

最初のゲストスピーカーは、九州では知らない人はいないと言われる程、地域に根ざして焼きたてパンを提供されている、株式会社フランソアの杉原会長。テーマは「人間万事塞翁が馬」。
大手製パンメーカーと差別化するため、焼きたてパンのフレッシュデリバリーを始めたお話、当時手を組んでいた自社よりも大きな製パンメーカーの突然の倒産によって、自らも巨額の負債を抱え、倒産の危機に瀕したどん底の状態から、卸の業態を新たに開始し、大手小売チェーンに商品を卸すことで業績を急成長させたお話、など、波乱の自社経営を「人間万事塞翁が馬」として語られました。
長い年月をパン製造にかけてこられた熱い想いや、如何なるときも「感謝」の気持ちを
大切にする、という、素敵な人となりがひしひしと伝わり、参加者からも「感動しました」
という声を、多数いただきました。
#(また、お話の最初と最後にはワンパナソニックの活動に賞賛のお言葉も頂戴いたしました!)

2人目のゲストスピーカーは、パンの自動会計システムでメディアに多数取り上げられている株式会社ブレインの神戸社長。テーマは「BakeryScan開発とその背景」。
大手放送局のシステムに採用された時に「人に優しいシステム」の重要性に気づかれ、
ずっとこれを意識されてきたそうです。
「BakeryScan」の他、画像認識システムを基盤技術とした様々な製品群の開発秘話をお話いただきました。実は、松下電工出身である神戸社長は、社員が毎朝唱和する「松下電器の七精神」を、最初の社会人生活で身に着けられたことがとても良かった、とも話されていました。ご講演の終盤、神戸社長からは、
「リスクを取らなければ、何も起こらない。リスクをとってトライした人のみが充実した人生を送れる」とのお言葉を頂き、多くの参加者が共感し、メモを取る姿が見受けられました。

最後のゲストスピーカーは、福岡でVCを立ち上げ、地元含め、様々なメディアで注目されているF Venturesの両角代表。テーマは「福岡でイノベーションを起こすために民間がすべきこと」。
ベンチャーキャピタルとは投資をするだけでなく、世の中を変えるベンチャーを支える究極の二番手/伴走者である、というお話、両角代表自身の出身地でもある福岡という土地が、アジアに近くて海外進出し易く、ベンチャー創業にいかに適しているか、というお話や、今まで5,000人以上のベンチャー経営者に会い、彼らに投資することで未来を作っていきたいといったお話など、複数のトピックについてお話し頂きました。
ベンチャー経営は失敗ありき。日本は失敗が叩かれる風潮があるが、失敗が奨励される世の中にしていきたい!
自分で事業を興す人だけでなく、社内企業家もたくさん出てきて欲しい、といった熱い想いを語って頂きました。

これに対して、両角代表の質疑応答では、神戸社長がマイクをお取りになり、
「今は法律の改正もあり、起業がしやすくなった。今は起業のチャンス。」
「やったら出来ると信じる。好きこそものの上手なれ」
といった励ましのお言葉を頂く場面もあり、会場はさらに盛り上がりました。

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